正直オープンカーってどうなのよ?ロードスター(NA8C)のメンテナンスを中心にオープンカーの魅力を探究!

 

助手席シート脱着

助手席側レカロシートを取り付けました。

交換したわけではありません。

各部点検の為に内装や外装で取り外し可能なところを取り外したのですが、時間の都合で走行に必要なところから元に戻して、特に急がないところは後回しとなっていました。(まだ結構残ってます)

国産車の場合、シートは4本のボルトで固定されていることが多いようです。

ですのでシートの脱着は、難しくありません。

ここで簡単に作業工程を紹介します。

1.後ろ側のボルト取り外し。

レカロフルバケットシートの後方のボルトです。

作業しやすいようにシートを前側に移動させます。

そうするとシートを固定しているボルトが見えます。

ユーノスロードスターの場合、14mmのボルトで固定されています。

ラチェットレンチで二本のボルトを緩め、ボルトを取り外します。

2.前側のボルト取り外し。

シートレールの前側固定のボルトです。

シートを後方へ移動させて、後ろ側と同様に固定ボルトを緩め、取り外します。

※完全にボルトを外す前に、シートを真ん中くらいまで移動させておきました。

これでシートは完全にフリーとなりました。

※シートベルト非装着の警告用の配線などがある場合もあるので、要確認。

3.室内からシートを社外へ。

レカロ社製シートを外した室内です。

ロードスターの場合、オープンカーの特典でしょうか!?屋根が開くので、簡単に社外へとシートを運び出す事ができました!!

レカロのフルバケットシートが軽量であることも手伝って、特にキズ対策などは行いませんでした。

シートを運び出すスペースが少ない車の場合、サイドステップ周りにダンボール等で、万が一シートレールが接触して傷が付かないようにしておいたほうが無難ですよ。

4.シートの装着。

装着は、取り外しの逆の手順で行えばOK.

あえてポイントをいうとすれば固定ボルトは、スパークプラグの装着と同様に、初めは手で締めて、最後に均等に締め付けるのが良いかと。

このロードスターの場合、純正装備のレカロシートであったためか、ボルト位置に悩まされることはありませんでした。

以前に乗っていた車に社外品のフルバケットシートを装着したときは、上手くボルト位置を決めないと最後の一本の締め付けが結構厳しかったり、シートレールの微妙な位置関係からか?シートの動きが渋くなったり、大変な思いをしたことがあります。

それとボルトの締め付け加減は、整備書などがあれば正確なトルクがわかるのですが…

無い場合は、シッカリ締め付ければ問題ないと思います。

仮に緩んで来た場合、結構ガタが出てくるので解ると思います。

このロードスターの場合、ボルトにロック剤は貼付されていませんでした。(正規の状態はわかりません)

緩みが心配な場合は、ロック剤などを貼付して固定するのも1つの手かと思います。

元に戻した助手席のレカロシートの様子です。

こんな感じで、取付完了しました!

そうそう、このRECAROシートの重量って、どのくらいなのかご存知ですか?

タニタ(TANITA)の体重計で計測したところ、シートレール込みで、9.6kgでした。

シートを車外に運び出した時にも軽いなって思っていましたが、10kg以下だったとはビックリ!!

ちなみに運転席側のマツダスピードのシートは、シートレール込みで15.2kgでした。

最後に今回、レカロフルバケットシートの脱着に使用した工具の紹介です。

今回の作業に使用した工具です。

上から

  • 3/8スナップオンの首振りラチェットレンチ。
  • 3/8KTCのエクステンション。
  • 3/8KTCの14mmソケット。
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