ブレーキフルード交換
見るからに色が変色しているブレーキフルード!
早期に交換しなければと思いつつも中々作業が出来ませんでした。
そう思っているうちに車検を受ける期日が迫ってきました。車検で交換が義務付けられているわけではありませんが、ちょっとブレーキの効きが甘い感じ!規定の製動力が出ないかも!?
ちょうど2年点検整備を実施するので、この機に交換するぞ!
まぁ、カー用品店で交換してもらっても工賃3,150円ってところなのですが、自分で交換したほうが安心してドライブできるかなって!?
1.4輪をジャッキアップ
この作業は、4輪ジャッキアップで紹介しています。
2.タイヤを外す
この作業は、タイヤ交換で紹介しています。
3.ブレーキフルード抜き取り
マスターシリンダのリザーバータンク内のブレーキフルードを抜き取ります。
上から足してしまうとナカナカ入れ替わらないので。
4.リザーバータンクに給油
空になったリザーバータンクに新しいブレーキフルードのキャップを外して、そのままリザーバータンクの上から並々と注ぎいれます!
万が一こぼしてしまった時のために水を用意しておきましょう!
放置しておくとブレーキフルードがこぼれた箇所から腐食しますので。
こぼさないのがベストですよ!
じょうご等を利用するのもよいかも!
使用パーツ
今回は、カー用品店で購入しておいた「SPEED MASTER SUPER DOT4」を使用しました。
MAZDA SPEED製とおもいっきり勘違いしていました(^o^;
4.ブレーキオイル排出機器を接続
ブレーキキャリパーに付いているブリーダープラグのゴムキャップを外し8mmのメガネレンチをセットします。
次に、ブレーキオイル排出器を接続します。
ただ今回は8mmのメガネが見当たらなかったので、ブリーダーを緩めるのに8mmソケットを使い仮締めに8mmスパナを使用しました。
とりあえず左リヤに接続。
ロードスターのブレーキフルード排出の順番を把握していなかったので…。
仮に交換の順番が違っていても問題はないと思いますので…。
5.ブレーキラインのブレーキフルード交換
ブリーダーを少し緩めて、運転席に行き、ブレーキペダルを10回程度踏みます。
そうするとマスターシリンダーからブリーダープラグ間のブレーキオイルが排出されます。
回数は状況を見ながら判断!
二人で行ったほうが短時間で作業が終わりますし、確実な作業が出来ますが、今回は一人で作業しました。
一方向にしか流れないチェックバルブ付きの排出器を利用しているので、逆流する心配はなし!
左リヤ→右リア→左フロント→右フロントと、リザーバータンクを空にしないようにブレーキフルードを補給しながら作業を進めます。
今回は、各箇所が終わる度に8mmのソケットを利用して本締めしました。
4箇所終わったら、リザーバータンク内のブレーキオイル量を規定線内にあわせます。
6.ブレーキフルード漏れの点検
ブレーキクリーナーでブリーダープラグ周辺をきれいにして乾燥するのを待ちます。
ブリーダープラグ周辺が完全に乾ききったら、ブレーキペダルを数回踏んで感触を確かめます(硬ければOK)。
次に、ペダルを踏んだままエンジンを始動させます。この際にペダルが少し奥に入るのを確認します。これはブレーキブースター(倍力装置)の機能点検です。
次に、力の限りブレーキペダルを踏み込みます!!
次に、エンジンを停止し、ブリーダープラグ周辺にブレーキフルードが付着していないか確認します。
ブレーキフルードが漏れている形跡がなければOK!
漏れがなければ、タイヤを付けます。
7.試乗。
ブレーキの効きに問題がなければ作業完了です。
今回使用した工具など
費目 | 金額 |
---|---|
ブレーキフルード | 2,520 |
廃油処理箱 | 275 |
合計 | 2,795 |