正直オープンカーってどうなのよ?ロードスター(NA8C)のメンテナンスを中心にオープンカーの魅力を探究!

 

スパークプラグ交換

先日ヤフーオークションで落札したNGKのイリジウムプラグBKR7EIX-11が届いたので早速!交換作業を実施しました。

まず、届いたスパークプラグを紹介。

NGKのイリジウムプラグBKR7EIX-11です。

イリジウムIXプラグの特徴(箱記載より)

■高性能エンジンとベストマッチ

  • 新素材イリジウム合金の採用で、耐酸化性、耐腐食性が向上。
  • イリジウム合金による極細中心電極の採用で、放電電圧の低減。
  • 高着火性に優れ確実なスパーク、加速性、パワーがアップ。

■高温耐食性に優れた新メッキの採用


次に簡単にですが、スパークプラグ交換手順を紹介します。

ユーノスロードスターのエンジンルームです。

1.プラグコードの取り外し。

永井電子機器のシリコンプラグコードを取り外します。

ウルトラのシリコンプラグコードを外す。

2.プラグホールの清掃。

圧縮エアーが使えればよいのですが、無いので家庭用の掃除機でプラグホール内のゴミなどを吸いだします。

3.スパークプラグの取り外し。

プラグレンチを使用してスパークプラグをシリンダーヘッドから取り外します。

このロードスターの場合は、まったくプラグが緩む気配がありませんでした。

とりあえず、ラチェット短いタイプ(KTC)から長いタイプ(スナップオン)に変更して再トライしてみましたがダメでした。

さらに高負荷をかけてみようと思ったのですが、スパークプラグがポッキリ折れでもしたら大惨事なので、一旦プラグコードを元に戻してエンジンを暖気。

再度プラグコードを取り外して、Snap-onラチェットで再トライしてみたところ、やっと1番目(一番手前)のプラグが緩みました!

2番目のプラグも同様に取り外し、3番目へと。

この辺りから体勢が不安定となりつつあり、思うように力を伝達させることが難しくなってきました。

といってもプラグを回さないことには外せないので…

でもまわらないぃ~

ヘッドの上に乗って試みるもまわらないぃ~

次の手段として呉工業のCRCをプラグホールから吹きつけて、しばらく待つことに。

そして再チャレンジ!

でもプラグがまわる感じがせず、手には嫌~な感じが伝わってきます!

それにしても何故こんなにもきつく締まっているのだ??

らちが明かないので最終手段だぁ~!

ラチェットにパイプを繋げて支点からの長さを延長。

折れたら折れただぁ~(本心ではありません)

ギュギュっという音とともに少し回転しましたフゥ~

なんとかスパークプラグが外れて一安心!

4番目のプラグも同様に外しました。

取り外したロードスターのスパークプラグです。

4.新品プラグの取付。

新旧のプラグを比較しています。

熱価意外はNGKの車種別適合表に記載されているプラグなので問題はないと思いますが、念のためプラグの形状を比較。

あとはプラグレンチにスパークプラグをセットして、手でプラグをねじ込み、ガスケットが座面に当たったら規定のトルクで締め付けてプラグの取り付けは完了です。

今回は最終的な締め付けにKTCのトルクレンチを使用しました。

トルクレンチが無い場合は、ネジ径14mmなので、1/2~2/3回転といったところでしょう。

5.プラグコードの取付。

初めに外したプラグコードを元に戻します。

NA8Cのエンジンルームです。

6.エンジンの始動。

エンジンを始動して、不具合が無いか確認!

特に問題なく、エンジンは回転し、交換前よりスムーズに回転しているようです。

交換前がエンジン不調だったので、当たり前かぁ~

7.試乗。

最後に試乗して問題がなければ、スパークプラグの交換は完了となります。

走行中も問題なし\(^o^)/

過去にもエンジン不調で、スロットルポジションセンサーやエアフロメーターなど交換した履歴が残っていたので、若干の不安があったのですが、今回のエンジン不調は、スパークプラグが原因だったようです。

最後に今回使用した工具を紹介します。

スパークプラグ交換に要した工具です。

上から

  • KTCトルクレンチRRE-SET TYPE CMP 052
  • 延長用パイプ(どの車種か忘れましたが、パンタグラフジャッキを使用するときのパイプ)
  • スナップオン首振り9.5sqラチェット
  • KTC9.5sqラチェット(ソケットが写っていますが使用していません)
  • KTCエクステンションバー
  • KTCプラグレンチ16mmマグネット仕様
  • KUREのCRC(5-56)
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